【Customize】ADVANCED JUMBO!! Part3

水上です!

 

焦らしに焦らしたADVANCED JUMBOのリフィニッシュは本ブログで完成お披露目・写真多めです!!

 

忘れてしまったよ!という方は・・・

ADVANCED JUMBO!!

ADVANCED JUMBO!! Part2

をご覧ください!

 

 

塗装完了!が前回まで。

 

そこからブリッジ接着の為、塗装前にブリッジ部に貼ったマスキングテープを剥がします。

 

接着〜

 

 

接着後はいよいよレリック加工!!別名エイジド加工!!!!(簡単に言うとボロボロビンテージ加工)

(ブログ書いてて気がついたのですが、そういえばアコースティックギターのレリック加工ってエレキほど聞かない気が。)

 

今回施すレリック加工は、打痕をはじめウェザーチェック(塗膜のクラック)やガシガシ弾きがちなギブソンに見られがちなピック傷などなど。

 

 

オーナー様より『80数年の歴史と魂を刻み込んでください。』と励ましの言葉の元、レリック。

実はその半分もまだ生きていない水上ですが、足りない年数を魂と愛情で補った集大成がこちら・・・

 

 

上部をアップ!光強めで撮影。

よく弾かれていたビンテージはピック傷だらけになり、ピックガード近くのサウンドホール部分も塗膜が削られてしまっているものが多いです。

 

ウェザーチェックもビッシリマシマシで。

 

光の加減で渋くもなれば黄金色にも輝く黄色。

調色もそうですがトップコートの厚みやツヤ感・照りによる要素も大きいです。

 

サンバーストのアップ。

退色加減がたまらんです。

先ほどからそうですが、わかる人にしかわからないマニアックさ。

ボロボロだから当然女子ウケは悪い。

 

ここが本当に絶景。

先ほどご紹介したバーストの退色のみならずこのウェザーチェックパターン!

今回の水上一番のお気に入りスポットです。

 

レリック加工後は最終調整!

ピックアップの取り付けや細かな調整もしております。

何回やってもロングサトルタイプのアンダーサドルタイプは言うことを聞いてくれない。

 

では改めて・・・!!

 

~Before~

 

~After~

 

無事納品後、オーナー様より音が良くなったと大変嬉しい報告が!

 

おそらくほとんどのリペアマンがそうだとは思いますが・・・

リフィニッシュをすることで塗膜に厚みや質感といった変化が出てしまいます。

そのため、”音”が絶対に変わってしまいますのでリフィニッシュ後の”音”に関する保証はしておりません。(もちろんリフィニッシュのご相談をいただいた際にはみなさんにお話しております。)

 

が今回はどうやら良い方向に転んでくれたようです。

実はちゃっかり前後で動画もとっておりますので機会があれば・・・

 

 

そして今回は大変嬉しいことに県外からのご依頼でした。

リフィニッシュとレリック加工ということで、再度塗装する際の色味やレリック具合など、遠隔地ならではの心配もありましたが、初めから僕に一任していただき何より僕自身が自信と責任を持って作業することができました。

 

とはいえちょこちょこと作業進捗を報告しておりましたので、今回は特に “オーナー様と一緒に作っている感” が強かったように思います。

アコギのレリックが流行るといいですね〜というお話やギター以外の趣味のお話なんかもしつつも楽しくできました!

本当にありがとうございました!!

 

mizukami