【Repair】ネック折れ Part1

水上です。

 

急患です。

6・1弦のペグを取っておりますが、一見何の変哲も無いギブソン。

 

 

しかし・・・

折れたてほやほや。

朝折れ直送。折れたその日の昼にはお持ち込みいただきました。

 

ネック折れ時は対処の早さで運命を分けることも・・・

 

折れた箇所は木材がむき出し。

そこから変化が起こりやすく放置すればする程、互いが変形しヘッドが”元の位置に戻らなくなる”ことも。

かといって素人がすぐさま接着剤で・・・なんてもってのほか。

うまくいく事の方が少ない上にいざリペアに持ち込むとそれを除去する作業が追加されるので料金が割高になる事も・・・

 

そしてこの”元の位置に戻る”かどうかがとても重要。

 

 

 

早速クランプによる仮止め。(この時点ではまだ接着剤は塗布しておりません。)

接着面を確認しつつ、クランプの場所・手順なども念入りにシミュレーション。

 

 

シミュレーション後は接着本番。

接着までをなんとか折れたその日のうちにできたおかげか、無事ヘッドが元の位置に。

 

 

 

とはいえ欠けがあるのと強度確保の為、補強材を入れます。

まずはネック側を大胆にえぐります。

 

 

そしてえぐった面にピッタリと合うよう、ホンジュラスマホガニーでの補強製作。

カーブ状にピッタリと合わせる作業がこれがまた難しい・・・

 

補強の加工後はこれまた仮止めをし、念入りに確認。

 

 

つづく。