【Customize】いつもとは違うスキル

水上です。

今年はこない！？

と思ったのもつかの間、富山県もとうとう梅雨入り・・・

毎年来るとわかっていてもやはり嫌なものです。

この時期はネックなど楽器にも変化が起こりがち。

そんな本日のブログはビックリカスタマイズ！

その中で今日はいつものギターリペアとは違うスキルをメインにご紹介。

こちらのGodinのギターに・・・

なんとL.R. BaggsのT-BridgeとそのプリアンプX-Controlの取り付け。

ブリッジはともかくプリアンプにはそのスペース＋電池のスペースを必要とします。

しかし、ご覧の通りこのギターのコントロールキャビティにはそのようなスペースはございません。

なんでパソコンにギターの画像が取り込まれているのかは、この後のお楽しみです。

そこで、前回ブログ同様ルーターでザグリを掘る訳ですが、今回は前回のザグリの追加工とは違い

“既にあいてしまっているキャビティのザグリを拡張する”　というところが問題となってきます。

そこでいつもとは違うスキルの出番。

まずはパソコンに原寸大のギターの画像を取り込みます。

それをイラストレーターというソフトに

オーナー様と相談の元、もとの形・ビス穴位置を活かしつつ、実際に堀り足したいザグリを書きます。

感の良い方はお気づきかと思いますが、赤線がザグリの実寸、それを囲う様にある黒線がテンプレートの実寸です。

ここでついでにビス位置も記入。

そして次にバックパネルの実寸とそのテンプレートも記入。

全てを出現させるとこんな感じ。

ついでにパネル装着イメージ

テンプレートの線である黒線のみを印刷し、テンプレート製作に取りかかります。

つづく・・・

mizukami

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